きゅうけい

きゅうけい
I
きゅうけい【九刑】
中国, 周代の九つの刑罰。 墨(ボク)・劓(ギ)・剕(ヒ)・宮・大辟(タイヘキ)の五刑に, 流(ル)・贖(シヨク)・鞭(ベン)・扑(ボク)を加えたもの。
II
きゅうけい【九卿】
(1)中国の官名。 三公に次ぐ九種の中央行政長官の総称。 周代では少師・少傅(シヨウフ)・少保・冢宰(チヨウサイ)・司徒・司空・司馬・司寇(シコウ)・宗伯。 漢代では太常・光禄・衛尉・太僕・廷尉・鴻臚(コウロ)・宗正(皇族管理)・大司農・少府(帝室財政)。 北斉の頃からその官庁を九寺と称した。
(2)日本で, 公卿(クギヨウ)の異名。
III
きゅうけい【九経】
儒教の最も基本的な教えを記した九種の経典。 諸説あるが, 普通, 易経・書経・詩経・周礼(シユライ)・儀礼(ギライ)・礼記(ライキ)・春秋左氏伝・春秋公羊伝(クヨウデン)・春秋穀梁伝(コクリヨウデン)をいう。
IV
きゅうけい【休憩】
行なっていることを一時やめて, 休むこと。 休息。

「~所」「五分間~する」

V
きゅうけい【宮刑】
古代中国の五刑の一。 男子は去勢, 女子は生涯宮中に幽閉された。 死刑に次ぐ重刑。 腐刑。 宮。
VI
きゅうけい【弓形】
(1)弓のように弧をなして曲がった形。 ゆみがた。 ゆみなり。
(2)〔数〕 円を, 一つの弦で二つに分けたときできる形。
VII
きゅうけい【求刑】
検察官が論告の際に, 被告人に科す刑の種類・量について意見を陳述すること。
VIII
きゅうけい【球形】
まりのように丸い形。 球状。
IX
きゅうけい【球茎】
地下茎の一種。 主軸をなす茎の基部がデンプンなどの養分を蓄えて球形に肥大したもの。 少数の芽があり, サトイモ・クワイ・グラジオラスなどのように多年草の越冬器官となる。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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